結論

個人用Gmailの添付上限は25MBですが、仕事用・学校用は契約や管理設定を分けて確認する必要があります。 また、1ファイルごとの大きさと、1通に付ける合計サイズは別です。複数のZIPに分けても、同じメールに全部付ければ合計は減りません。

ZIP分割保存したZIPごとの容量と合計を確認する登録なしで使えます開く

2026年9月30日に公開ヘルプを確認しました。「Gmailなら一律25MB」「受信できる容量と同じだけ送れる」という表にはまとめていません。 以下のサービスの数値は公式資料の記述、ZIPの数値は自作ファイルの実測です。実際のメール送信はしていません。

個人用、仕事用、リンク共有を分ける添付容量の確認図

自作3ファイルを分けても、合計サイズは減らなかった

12,000,000・12,000,000・3,000,000バイトのテキストを作り、既存のZIP振分け・保存処理に通しました。 A・B・Cの文字だけをそれぞれ繰り返した架空のファイルで、業務資料ではありません。入力はn=3件です。

比較条件は、圧縮なし、1つのZIPの上限25,000,000バイト。メール用の増分を差し引く設定ではなく、保存するZIP自体の大きさを指定した試験です。結果は独立して開ける2つのZIPになりました。

保存したZIP 入った元ファイル 実際の容量
1個目 12,000,000バイト×2件 24,000,222バイト
2個目 3,000,000バイト×1件 3,000,122バイト
2個の合計 元の3件全部 27,000,344バイト

2026年9月30日、ローカルの既存処理で作成し、別のZIP読取り処理で内部の3ファイルと元のバイト列を照合しました。内容一致は3/3、CRCの検査失敗は0でした。元より合計が344バイト増えたのは、この非圧縮ZIPに管理情報が付いた結果です。

1個ずつが指定容量に収まることと、2個を同じメールに付けた合計が収まることは違います。 今回は振分けを見るため圧縮を切っています。繰り返し文字のデータを圧縮したときの効果や、写真・PDFの圧縮率を示す試験ではありません。

ZIPを2つに分けても合計27000344バイトという実測

一次資料で確認した、送信・受信・リンクの区別

まずアカウントの種類と「何の上限か」を合わせます。 Googleの個人向けヘルプは次のように説明しています。

「個人用の Gmail アカウントの場合、上限は 25 MB です。」

出典:Google「Gmailのメールにファイルを添付して送信する」、添付ファイルの仕組み。 https://support.google.com/mail/answer/6584?hl=ja&co=GENIE.Platform%3DDesktop(2026-09-30 到達)

同ページは、仕事用・学校用では送受信制限を管理者が設定すると区別しています。添付の合計が上限を超える場合は、ドライブのリンクとして追加されるという案内もあります。

「ウェブ版の Gmail でのみご利用いただけます。」

出典:Google Workspace「Gmailの送信制限」、Enterprise Plusの添付上限の脚注。 https://knowledge.workspace.google.com/admin/gmail/gmail-sending-limits-in-google-workspace?hl=ja(2026-09-30 到達)

同表はBusiness・Education・Enterprise Standardを25MB、Enterprise Plusを最大50MBとしています。Plusの50MBには上記のウェブ版という条件があります。また、表の値はエンコード前のメール本文と添付の合計です。契約名、送信経路、管理設定を無視した共通上限にはできません。

「受信者にファイルへのアクセス権があるかどうかを確認します。」

出典:Google「GoogleドライブのファイルをGmailに添付する」、共有設定。 https://support.google.com/mail/answer/2487407?hl=ja(2026-09-30 到達)

リンクが本文に入ったことと、相手がファイルを開けることも別です。組織の共有制限や対象者への権限が関係します。この記事の容量試験では共有設定を操作していません。

受信については、別のWorkspace資料がEnterprise Standard最大50MB、Enterprise Plus最大70MBというエンコード後のメールの上限を掲載しています。送信側のエンコード前の数値と横並びに比較する値ではありません。

出典:Google Workspace「Gmailの受信制限」、サイズ制限。 https://knowledge.workspace.google.com/admin/gmail/gmail-receiving-limits-in-google-workspace?hl=ja(2026-09-30 到達)

容量以外で止まる場合に見ること

容量が小さいだけでは、相手に届いて開けることまで保証されません。 個人向けヘルプは実行ファイルなどを添付できない例も説明しています。制限を回避するために拡張子を変える案内ではありません。

状況 分けて確認すること
複数ファイルがある 1通に付ける全部の合計と、本文を含むかという条件
送る側は上限内 相手側のメールサービスや組織の受入条件
ZIPに分けた ZIPを同じメールへ全部付けると合計が戻る点
ドライブのリンクになった 対象者のアクセス権と組織の共有ルール
小さくても添付が拒否される ファイル種類、管理ポリシー、画面に出た具体的な案内

既存のZIP分割には、メール用の増分を差し引く見積もりもあります。その見積もりを、各サービスの公式上限そのものと扱わないことが大切です。今回の実測は、ZIPの完成サイズを25,000,000バイト以内に分ける処理だけを確認しています。

測っていないこと・ここから先は推論

Gmailへのログイン、添付、送受信、ドライブへのアップロード・共有はしていません。 25MBぎりぎりの実際の受入れ、各契約の管理設定、スマホ、SMTP、他社メールの上限も未検証です。

n=3はローカルの架空ファイルです。ZIP2個が作れたという結果は送信成功の試験ではありません。 公式資料の上限は更新され得るため、実際の利用条件との対応は別に確認する情報です。

次の1手

アカウントの種類、利用する送信経路、添付の合計、相手の受入条件を揃えると、どの制限に当たるかを切り分けられます。ZIP分割はファイルを独立したZIPへ振り分ける道具で、メールや共有サービスの制限を変更する機能はありません。

ZIP分割ZIPの完成サイズを確認する登録なしで使えます開く